美味しんぼ1巻|登場人物のキ○ガイすぎる…。だけど、クセになる不思議な面白さ!

AmazonでKindle版美味しんぼ1巻〜50巻を購入したので、1巻ずつ感想を書いていきます


登場人物の外見と性格が現在と別人!?

美味しんぼに限らず、長期連載の漫画は初期と後期で登場人物の外見や中身が変化することは珍しくありません

こち亀とかも、主人公の両さんや中川、麗子など初期は劇画タッチのデザインで、当たり前のように拳銃を発砲したりクレイジーな集団でしたが連載が進んでいくにつれ外見も性格も丸くなっていきましたよね

美味しんぼも同じように、主人公の山岡をはじめ、海原雄山、京極、大原社主、谷村部長などのレギュラーキャラクターの外見や性格が後期とだいぶ違います

山岡は尖っていてどこかミステリアスな雰囲気を醸し出し、海原雄山は意地汚い中年、のちに温厚なキャラとなる京極も初回は食事の内容にキレる我儘ぶり

最新刊と交互に読むと、作風や時代の変化を楽しめますね

各話の感想

1話 豆腐と水

美味しんぼの第1話、この話で1番驚いたのが富井副部長の髪型

なんと!しっかり全体に髪がある、しかもアフロ気味

後頭部以外はハゲの富井副部長も初期は髪があったんですね(笑)

肝心な物語ですが、美味しんぼの作品の軸となる「究極のメニュー」の担当者を決める試験が行われ主人公の山岡とヒロインの栗田(世間では略して栗子と呼ばれてます)が合格するといった流れ

山岡の尖りっぷりと栗子の初々しさが今みると新鮮です

豆腐の種類の判別理由を山岡は「ワインと豆腐は旅をさせるな」と答えるなどキザな感じが堪りませんね

※豆腐とワインは時間が経つと風味が落ちるかららしい、馬鹿舌の私にはスーパーの豆腐と料亭の豆腐の判別は不可能に近い…

 

2話 味で勝負!!

美味しんぼの基本パターンの1つとも言える、調子にのってる評論家や料理人に喧嘩を吹っかけて成敗する流れが2話目にして早くも登場

この回は、ファンなどに有名な鮟鱇の肝(あん肝)のエピソード

究極のメニューを作るべく、美食家の先生に集まってもらってみた所

美食家の先生は皆、西洋文化バンザーイっと言わんばかりの西洋かぶれ集団だった

フォアグラ!ヨダレがデマんなぁとエセ関西弁を使う美食家に案の定、山岡が「滑稽だねぇ、(以下、省略)」っと美食家達にズバッ物申し、フォアグラより美味いもん食わせてやるよ!の流れに持っていく。この王道の流れ、凄い好きです(笑)

この王道の流れは山岡無双なんで、いかにして山岡が相手を凹ますかが楽しむポイント

余談ですが、ファミコンだか何かの美味しんぼのゲームの中で「アンキモ」というコマンドがが呪文の如く登場したことがあります、公式も認めるネタだったんですね

 

3話 寿司の心

山岡vsキ○ガイ寿司職人のエピソード(笑)

自分はバブル時代に生まれて無かったので当時の飲食店の接客を知りませんが、この回のような客に罵声を浴びせる接客が果たして、実在したのか?

大将も問題があるが山岡も山岡だ(笑)

CTスキャンで寿司を解析するなど、ある意味、山岡もキ○ガイ!

だが、美味しんぼらしい、ぶっ飛んだエピソードなんで嫌いじゃない

 

4話 平凡の非凡

京極さんが激おこ!

招かれた食事会の献立が気に入らず、荒れ狂って退席しようとしたら、山岡が大声で悪口

あっ、聞こえましたか?」「美味しいものをご馳走しますよ

山岡が誇る黄金パターンで京極を自分のフィールドへ

結果はご察しの通り、山岡の作戦勝ち

この回で、初めて海原の名前が登場する

山岡とは何者なのか?という要素を含んだミステリアスな伏線が描かれている

リアルタイムで見たかったなあ

 

5話 料理人のプライド

東西新聞がフランスの大物シェフを食事に招くも富井部長が調子にのって「日本の牛肉は世界一バンザーイ」みたいなノリを繰り返したため、不機嫌になったシェフが「もつ」をネタに反撃…っと、この回は珍しく山岡が喧嘩腰でなく、日本人も肉の食べ方知ってるよ!

だけど、まだまだ西洋のが肉の食べ方は1枚上手と、日本と西洋、それぞれの良さを描いた平和な回だった

 

6話 油の音

ついに、海原雄山が登場!!

海原雄山が京極さんのタレコミで行方不明になった息子がいるかもしれない東西新聞に訪問

確認に来たとか、実は普通の父親何じゃないか?

この男(山岡)とは絶縁したから何があっても責任は取らないと、言ってはいるものの、内心は息子との再会が嬉しかった海原さん

よし、天ぷらで勝負だ士郎!

息子の今の実力を確かめる雄山、当日にルールをこっそり変える反則技を誰も突っ込まなかった…

あんだけ、天ぷら職人集めて選ばれた二人の職人以外は用無しって豪華すぎる、さすがバブル時代!

この回の雄山は何故か、を持っていた。威厳を表現する為なのか?

この回から美味しんぼは本格的に動き出すことに

 

7話 ダシの秘密

前話に引き続き、海原雄山が登場

大原社主が山岡と雄山を仲直りさせるべく、行きつけの料亭に雄山を招くも料理が不味い!っと何度も作り直させたり、食器をぶん投げたりと、やりたい放題の雄山

理は心だ!とか作法だ!って山岡を叱る人間がやることなのか?

別の部屋にいた山岡が助っ人で調理場に入り、何も知らない雄山を唸らせる料理を作るも、山岡と対面した瞬間に辛口コメント…早い話、ツンデレ

雄山=ツンデレを不動のものにしたエピソードだった(笑)

 

 

8話 野菜の鮮度

板山社長が初登場

ニュー銀座デパートのオープニングで山岡が暴走、板山社長が力を入れているグルメ部門に噛み付く

陳列しているトマトを雑に扱い、大根を勝手に割って舐めて放り投げるなど、人としてどうなのか?と思うような行動に出る。海原とは、やはり親子なんだと思わせる行動でした

一連の山岡の行動に板山社長はマジギレ!!いや、板山社長でなくともキレますよ(笑)

こんな暴走をして大社長を怒らしても、美味しい野菜を紹介して問題をチャラにする山岡…恐るべし

 

9話 舌の記憶

栗子のボケたお婆ちゃんが、本物の鶏肉を食べたらボケが治ったという、とんでもない話でした(笑)

この回は、美味しんぼで何かと登場する「ブロイラー批判」が入っています

化学調味料や農薬批判もそうですが、美味しんぼ…というより作者の悪い癖が初登場したエピソードでした

まとめ

バブル時代に連載していたエピソードだけに、どことなく華やかな雰囲気が感じられました(笑)

それにしても登場人物が、どいつもこいつも酷い…けど、そこがまた良い

そんな馬鹿な!ありえねぇ!とツッコミを入れつつも、ついつい読んでしまうあたり、初期の美味しんぼのパワーは本物ですよ

近年は孤独のグルメのような質素なタイプのグルメ漫画が流行りですが、美味しんぼのような非現実的で良くも悪くも豪快な展開のグルメ漫画も、これはこれで面白い

2巻はどんな、とんでもない展開が繰り広げられるのか?楽しみです(笑)


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